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10月11日は、日本では「国際カミングアウトデー」と紹介されることが多い日です。
実は僕、日本にいた頃はこの日を知りませんでした。
というか、知ろうともしていなかったんです。
ゲイであることを誰にも言っていなくて、新宿2丁目にも行ったことがないくらいだったので笑
今年、ふと「9月後半から10月って、LGBTQ+向けのイベントが多いな」と思いました。
AIに聞いてみたら、こんな日があると知ったんです。
でもアメリカで目にするのは “National Coming Out Day”。
「国際」なのに「National」。名前だけ見ると、ちょっと矛盾してますよね。
気になったので調べてみました。
アメリカ生まれの記念日でした
結論から言うと、この日はアメリカで始まった記念日なんです。
1987年10月11日、ワシントンD.C.で、レズビアン・ゲイの権利を求める大行進がありました。
その1周年に合わせて、1988年に第1回が開かれました。
始めたのは、活動家のジーン・オリアリー(Jean O’Leary)とロバート・アイクバーグ(Robert Eichberg)。
政府が決めた祝日ではないんですね。
活動家が自分たちで始めた日です。
| 項目 | 日本 | アメリカ |
|---|---|---|
| 名前 | 国際カミングアウトデー | National Coming Out Day |
| 日付 | 10月11日 | 10月11日 |
| 始まり | ― | 1988年、活動家2人が始めた |
| 由来 | ― | 1987年10月11日のワシントン大行進 |
じゃあ「国際」はどこから来たのか。
英語でも、ヨーロッパの大学などでは “International Coming Out Day” と書かれていることがあります。
国によって日付が違う例もあります。
ただ、日本で「国際」の呼び名が定着した経緯までは、はっきりしませんでした。
僕としては、アメリカはこういう活動にかなり先進的なので、「国際」とつくのも自然かなと思います。
呼び名はいろいろでも、生まれたきっかけはアメリカの1つの行進です。
ちなみに、この日はカミングアウトを祝う日だけど、強いる日ではありません。
アメリカの団体HRC(Human Rights Campaign)は、カミングアウトにはそれぞれが「自分のタイミングで(in our own time)」向き合うものだと書いています。
日本のLGBTQ+関連のNPO、ReBit も「カミングアウトを祝福する1日ですが、カミングアウトを強いるものではありません」としています。
言う人も、言わない人も、どちらも尊重される日です。
今年のサンフランシスコでは
調べた範囲では、今年の10月11日にサンフランシスコで、この日だけの単独イベントは見つかりませんでした。
代わりに、10月10日・11日の週末、カストロではこんなイベントがあります。

当日の11日は15時から、カストロ劇場(Castro Theatre)で映画『9 to 5』の上映があります。
この上映を主催する Frameline の秋の特集(Fall Showcase)の初日が、ちょうど Coming Out Day に当たる、と報道されています。
僕が気になっているのは、こっちの『9 to 5』。
Dolly Partonが好きで、映画も観たことがあるし、アメリカに来てから舞台も観に行きました。
それがすごく楽しかったんです!
前日の10日には、GLBT Historical Society Museum でワークショップがあります。
カストロの街を歩きながらスケッチをします。
それを博物館で日光を使って焼き付けて、「サイアノタイプ」という手法の作品にする企画です。
絵の経験はいりません。
どちらも Coming Out Day の名前がついた企画ではありません。
カストロに行く予定がある方は、のぞいてみるのもアリかも。
名前の由来を知ってみて
日本にいた頃は、知ろうともしなかった10月11日。
いまはサンフランシスコで、その由来を調べています。
調べてみると、どこかで決まった「国際」の日というより、
活動家が自分たちで始めた日なんだとわかって、ぐっと身近に感じます。
See you soon!





