Hi there!
今回は裸の人の話が少しだけ出てきます。とはいえ過激な内容ではないので、ご安心を。
少し前のブログでカストロ通りの観光名所について解説しました。
それからしばらく経った去年(2025年)の10月最初の日曜、外に出かけてみようと思ったら、カストロにものすごい人が!!

偶然にもこの日はCastro Street Fair(カストロ・ストリートフェア)と呼ばれる毎年開催されているイベントの日でした!
ちょっと潜入してきたのでその様子をお伝えします!
結論から言うと、一言でこのイベントを表すなら「マイルドなFolsom Street Fair」。Folsomは過激そうで迷っている、という人でも入りやすいイベントです。そのうえで、行く前に知っておくと便利なことを質問形式でまとめます。
まず、どんなイベント?
Castro Street Fairは、カストロの通りを閉鎖して開かれるストリートフェアです。僕が行ったのは2025年の第51回。2026年は10月4日に第52回が開催されました。
調べてみると、1974年から続くイベントだそうです。
ウェブサイトによると、始まりは1974年。50年以上ずっと続いているんですね。
始めた人はカストロでお馴染み”ハーヴェイ ミルク(Harvey Milk)”です。
カメラ屋さん(Castro Camera)を営んでいた彼は、当時は偏見も多く、敵意を向けられることも多く、ゲイの経営者として悩んでいたそうです。
当時あった商店主の団体は、ゲイのお店に冷たかったんです。なのでミルクは、自分たちで「Castro Village Association」という団体を作りました。
そこで、同じ悩みを抱える経営者どうしでお互いを称え合い、カストロという街に感謝を込めてCastro Street Fairを始めました。
そして今でも毎年10月の第1日曜にCastro Street Fairが開催されています。
参照: Castro Street Fair / Wikipedia
Folsomとはどんな違いがある?
いまさらですが、もう少し写真を撮っておけばよかったと後悔しています。
というのも、Castro Street Fairに潜入しようとすぐ決めたのはいいものの、どんなイベントか把握しておらず「Folsomと同じで過激だったらどうしよう…ブログに使えない」と心配で、写真を撮ることをすっかり忘れていました笑
でも、歩いてみた感想は「マイルドなFolsom Street Fair」です。(Daddyも「その表現いいね」と言ってくれました。)
「Folsom Street Fairって何?」と思った方はこちらを参照してください。
もちろん全裸でうろついている方はたくさんいました笑
が、その場で行為に及んだりはしておらず”exposure“としての活動をしているといった形でした。
なので、ライブミュージックなどで盛り上がったりしていて、その中でLGBTQ+の認識を高めようといったように感じました。
上記のマップを見ていただくと”Market St”と”Castro St”が閉鎖されているのがわかると思います。
この2つのストリートはかなり主要な通り(Marketは特に)なので、あまり過激なことはできない雰囲気なのが伝わると思います。
それに加えてFolsomと違い、年齢制限なく誰でも入れるので、シンプルに楽しいイベントです。(ネイキッドがいるのは少し議論の余地ありですが)
もうひとつ面白かったのが、Castroに住んでいる人たちがこのイベントに合わせて家でパーティーをしていたこと。
街に住んでいる全員がイベントに参加している感じがして、いいなと思いました。
ちなみに、Castroは伝統的にFolsomの翌週の日曜に開かれます。2026年も9月27日がFolsom、10月4日がCastroでした。2週続けて、両方のぞいてみるのもありです。
| Castro Street Fair | Folsom Street Fair | |
|---|---|---|
| 開催日 | 毎年10月の第1日曜(Folsomの翌週) | 毎年9月の最終日曜 |
| 時間 | 11:00〜18:00 | 11:00〜18:00 |
| 場所 | カストロ。Market StとCastro Stが中心 | SOMAのFolsom St(7th〜13thあたり) |
| 年齢 | 制限なし。Family Zoneもあり | 18歳以上 |
| 雰囲気 | マイルド。裸の人もいるけど行為はなく”exposure”。地元色が強め | レザーやKinkが前面に出たお祭り |
| 始まり | 1974年、ハーヴェイ・ミルクが創設 | 1984年 |
| 入場 | 無料(推奨寄付10〜20ドル) | 無料(推奨寄付10〜20ドル) |
| 運営 | 独自の非営利団体 | Folsom Street(別の団体) |
どちらも「自分らしくいていい」を祝うイベントなのは同じ。
ドキドキしたいならFolsom、ワクワクしたいならCastro、という感じです。
何が楽しめる?
メインは音楽です。公式によると、2026年はステージが4つ。Castro & MarketのCastro StageはSF Black Prideの企画で、Sundance Saloonのステージでは、カントリー&ウエスタンのダンスも楽しめます。
ほかにもDJ・ダンスエリアや、アーティスト、お店、地元の団体のブースが何百と並びます。
お酒を飲む人向けの情報も。2025年からカストロは市公認の「Entertainment Zone」になり、21歳以上なら参加しているバーのドリンクをto-goで持ち歩けます。ガラスや金属の容器はNGです。
子連れや、初めての人でも大丈夫?
Folsomと違って年齢の線引きがないので、家族連れでも入れます。2026年はFamily Zoneがあり、フェイスペイント、ジャグリング、バルーンアート、Drag Queen Story Timeが用意されていました。会場は全面禁煙です。
地元メディアのThe Bold Italicも、Castroは地元の人向けで「family friendly」と紹介しています。ただ、同じ記事にもあるとおり裸の人はいます。子どもと行くなら、そこだけ心づもりを。
初めての人も構えなくて大丈夫です。僕自身、どんなイベントか把握しないまま思いつきで潜入しました。
はじめて行くなら知っておきたいこと
- 開催日:毎年10月の第1日曜、11:00〜18:00。2026年は10月4日に開催されたので、次は2027年です。日付は公式サイトで確認してください。
- 場所:Market St(Noe〜Castro)、Castro St(Market〜19th)、18th St(Diamond〜Noe)、17th St(Castro〜Noe)。中心はCastroとMarketの交差点です。
- 費用:入場は無料。ゲートで10〜20ドルの寄付をお願いされますが、払えなくても断られることはありません。寄付するとステッカーがもらえて、協賛バーでドリンクが1ドル引きに。寄付は地元の団体へ渡り、1998年からの累計は160万ドルを超えています。
- 行き方:会場の中にMuni MetroのCastro駅があります(K/L/M/S線)。BARTならCivic CenterかPowellでMuni Metroに乗り換え。周辺は交通規制があり、公式の駐車場案内もないので、車は避けてMuniで行くのがおすすめです。
- 混み具合:冒頭の写真のとおり、カストロにものすごい人が集まります。
- 服装・気候:10月は昼が20℃前後、朝晩は10℃台前半まで下がります。羽織り1枚あると安心です。
10月の気温が20度ほどの天気の安定している時期に行われているので機会があったら行ってみてください!
このようにサンフランシスコでは、マイノリティのためのイベントが定期的に開催されています。
そんなイベントに参加するたびに「あれ、僕ってマイノリティだったっけ?」と思います笑
サンフランシスコでゲイはマイノリティではないんですよね。
カストロのようなゲイタウンだけでなく、街のどこに行っても同性のカップルを見かけます。(しかも手を繋いで♥️)
なので受け入れてもらえている感じがして、サンフランシスコが大好きなんですよね〜
この「受け入れられてる感じ」については、SF Prideのときに書いた記事でもう少し掘り下げています。
イベントもDaddyと散策したんですが、すれ違う人の多くが僕達を見て微笑んでくれました。
それも驚きや嘲笑のようなものではなく、称賛のような微笑みを見せてくれてとても嬉しかったです。(僕の考えすぎかもしれませんが笑)
ゲイで一人だと感じているひとこそぜひサンフランシスコに来てほしいと感じます。
Castro Street Fair非常に面白いイベントでした。次は予定をしっかり確認して行きたいですね。
See you soon!







