開いた英仏辞典のページのアップ。太字の見出し語「focus」の項目にピントが合い、周りの訳語はぼけている素材写真

「I beg your pardon?」で聞き返されてメロった。今も使っていいのか辞書で調べてみた

開いた英仏辞典のページのアップ。太字の見出し語「focus」の項目にピントが合い、周りの訳語はぼけている素材写真

Hi there!

学校で習った英語フレーズ、今も使っていいのか気になっている方へ。

僕は大学のゼミで、イギリス人の先生に本気の「I beg your pardon?」で聞き返されて、メロったことがあります笑

教科書で習った、あのフレーズです。
ただ、アメリカで生活していて、このフレーズを実際に言う人には本当に出会ったことがありません。
Pardon me も、もしかしたらそうかも。

じゃあ実際、この表現ってどういう立ち位置なの?
と思って、辞書で調べてみました。

開いた英仏辞典のページのアップ。太字の見出し語「focus」の項目にピントが合い、周りの訳語はぼけている素材写真
辞書を開くと、言葉の立ち位置が見えてきます(写真はイメージ) Photo: Romain Vignes / Unsplash

結論から言うと、古い言い方というより、かしこまった聞き返し方でした。
なので、教科書フレーズとして捨てなくていいと僕は感じます。

辞書では「古い」扱いされていなかった

Oxford Learner’s Dictionaries にも Merriam-Webster にも、I beg your pardon は「聞き返し」の意味でも載っています。
僕が確認できた範囲では、「古い言い方」というラベルは見当たりませんでした。
日本語の英会話サイトでは「かなりかしこまった表現」と説明されています。

ポイントは、強く言うと意味が変わること。
Merriam-Webster には、こんな例文があります。

“That boy isn’t very bright.” → “I beg your pardon! That’s my son!”
(「あの子、あんまり賢くないね」→「何ですって!? うちの息子ですよ!」)

これは聞き返しではなく、「今なんて言いました!?」という抗議です。
聞き返したつもりが、相手には抗議に聞こえていた、なんてこともあり得ます。

もうひとつ、Pardon me について。
Oxford では、聞き返しの Pardon? の項目に「特に北米英語では Pardon me とも言う」と載っていました。
さっきの「Pardon me もそうかも」は、あくまで僕の周りの話ということになります笑

ほかの聞き返しフレーズも、辞書の記述で並べてみます。

フレーズ 辞書での位置づけ
I beg your pardon? 聞き返し。強く言うと憤慨・抗議にも(Merriam-Webster)
Pardon? / Pardon me? 聞き返し。Pardon me は特に北米英語(Oxford)
Sorry? 聞き返しにも使う。特にイギリス英語とされる(Oxford)
Excuse me? 主にアメリカの丁寧な聞き返し。苛立った反論にも(Merriam-Webster)
Come again? 口語的な聞き返し(Dictionary.com)

辞書によって書き方が違うので、ざっくりの目安として見てください。

教科書フレーズ、捨てなくていい

僕の周りでは聞かないフレーズですが、古いわけではありません。

それに僕は、「ネイティブが言わない=通じない」ではないと思っています。
I beg your pardon? で聞き返しても全然通じる、というのが僕の考えです。

教科書で覚えた人は、そのまま使って大丈夫。
かしこまって聞き返したい場面なら、合う一言です。
強い口調だと「何ですって!?」になるので、そこだけ気をつければOK。

ちなみに僕は、聞き取れずに聞き返される側になったこともあります。
Would you like 〇〇 or 〇〇? の「or」が聞き取れなくて、Yes と答えてしまった話はこちら。

教科書の I beg your pardon?、堂々と使っていいフレーズです!

See you soon!