Hi there!
アメリカのレストランで、ワインリストを渡された瞬間に手が止まる。
銘柄は読めないし、読めても味が浮かばない。
英語でどう言えばいいのかも分からない。
そういう方へ、今日は「銘柄を知らなくても頼める」やり方の話です。
少し前まで、僕もこのリストが本当に苦手でした。
外食のたびに、メニューを開くふりをして、Daddy が先に頼むのを待つ。
そのあと「同じもので」と乗っかっていました笑
たまに店員さんに「おすすめは?」と聞くこともありました。
でも返ってくる説明は、半分も分からない。
それでも分かった顔でうなずいて、「じゃあそれで」と頼んでいたんです。
正しい銘柄名をきれいに発音してから言わなきゃ、とどこかで思っていました。
その一言が出せないから、結局いつも人任せでした笑

銘柄より「味の方向性」で頼む
コツは、銘柄を当てにいかないこと。
「どんな味が好きか」だけを伝えれば、店員さんやソムリエがそこから選んでくれます。
僕の定番は3つです。
fruit forward は果実味が前面にくるタイプ。
日本人はつい fruity と言いがちですが、これは「甘そう」という印象に寄りやすく、店員さんが甘口を勧めてくることがあります。
fruit forward なら甘口に振らずに「果実の風味がしっかりある」をひと言で渡せる、お店向けの言い方です。
甘くないのが好きなら fruit forward and dry と dry を添えると頼み間違いが減ります。
New World はアメリカやオーストラリアなどをまとめた呼び方で、果実味が強めでボディも厚めの産地です。
それと Pinot Noir-esque。
最後のは品種名に -esque を付けて「ピノ・ノワールっぽいの」という意味で、完全に僕の自己流です笑
通じるけど正式な言い方ではないので、丁寧に言うなら something similar to Pinot Noir や if you like Pinot, what would you suggest? の方が無難です。
味の言葉は2つつなげれば十分伝わります。
すっきり系なら something crisp and dry。これひとつで通じます。
light and earthy でも bold but smooth でも、ざっくりで大丈夫。
dry は「甘くない」という意味です。
日本語の「辛口」から spicy を連想しがちですが、そこは気にしなくて大丈夫。
世界のワインの大半は dry なので、この一語でもかなり絞れます。
ソムリエがいるお店なら、もう少し Old World 寄りで、とリクエストすれば通じます。
ヨーロッパ系のことで、軽めで酸が高くて土っぽい味わいです。
カジュアルなお店は店員さんによるので、反応を見ながらで。

言葉が出てこない日の頼み方
方向性のワードが浮かばない日は、別の手もあります。
前に飲んで美味しかったワインを1つ覚えておいて、それを起点にする。
We had an Oregon Pinot Noir last time and loved it, something in that direction? のように言うと、店員さんがそこから広げてくれます。
そのうえで surprise me と任せてしまうのも楽です。
予算は、金額を声に出さずにリストの価格を指さして something like this や in this range と言えば伝わります。
同席者に値段を聞かせずに済むのがいいところ。
銘柄を全部覚えてから頼む必要はありません。
好きな味をざっくり英語で言えば、そこから会話が始まります。
「じゃあそれで」しか言えなかった僕でも、今は味の方向くらいは自分で口に出せます。
完璧に準備できるまで黙っているより、ざっくりでも口に出したほうが、たいてい前に進みます。
See you soon!





