Hi there!
日本から友人がサンフランシスコに遊びに来てくれました。
初めてのサンフランシスコということで、街のあちこちに興味津々☺️
僕も「自分が来たばかりの頃は驚きがいっぱいだったな」と当時を思い出しました。
友人に色々説明しているうちに
「これをブログにまとめれば、これからサンフランシスコを訪れる人の役に立つかも」
と思い、アウトプットも兼ねて “How-to シリーズ” と題し、初めての方に役立つ情報をまとめていこうと思います!
今回は「サンフランシスコの公共交通機関の使い方」です!
何が必要?
日本でバスや電車に乗りたいと思ったらSuicaやPASMOですよね。
サンフランシスコにもClipper Card (クリッパーカード)と呼ばれるものがあります!

Clipperのウェブサイトによると、有人カウンターか、セルフサービスのキオスクか、ウォールグリーン(コンビニみたいなところ)かその他の代理店で買うことができると記載があります。

サンフランシスコに来た記念に物理カードを買うのもありですが、このClipper、チャージが少しめんどくさいんですよね笑
駅の機械でチャージすることはできます。

しかし、この機械がなかなか問題ありでして…
- お釣りが出ない (Changeって下にあるのに!!)
- お釣りが出ないからピッタリの金額を用意しないといけない
- クレジット対応だけど反応が悪すぎてチャージできない
- そもそも機械のUIがわかりにくすぎる
と問題点を挙げればきりがないです笑
ウォールグリーンでもチャージはできます(クレジット使用OKです)

しかし、店員さんもあまり慣れていないのか僕がお願いしたときは結構もたついていました…
そんなわけで物理カードはいくつか問題があるので、個人的にはスマホのウォレットに入れるのをおすすめします!

iPhoneユーザーの方は”カードの追加”を押して、交通系からClipperを選択するだけでカードの追加が完了します。

Androidユーザーの方は日本にいる時に”カードの追加”を押しても選択画面にClipperがないです。
対策は2つあって、1つがサンフランシスコに着いたら地域の変更を行うこと、2つ目がGoogle Mapから追加する方法です
地域の変更は”設定”から”地域”を日本からアメリカにして、ウォレットアプリを開くとClipperを追加する画面が出てくるハズです… (僕はこれでできました)

それかGoogle MapからClipperを追加することもできます。
これは日本にいてもできる方法らしいです。
Google Mapを開いて適当なルートを検索します (例: SFOからユニオンスクエア)

電車のルートの詳細を見るとClipperで支払いをする場合の値段が小さいですが出てきます。

それをタップすると画面がウォレットに切り替わりClipperを追加することができます。
ちょっと複雑ですが、一度追加してしまえばもう対面で面倒なチャージをしなくても済むのでおすすめです!
一点だけ注意点⚠️
日本にいるときにまで絶対に
①ウォレットアプリにクレジットカード情報を追加
②スマホでクレジットが使える状態
までは設定しておいてください
これは結構あるあるなミスです笑
実際に僕の友人がサンフランシスコに来たときも「Clipperは追加できてもチャージができない!!」という問題が発生しました笑
みなさんはそんなミスはぜひ避けて快適な旅行を満喫してください😆
ちなみにClipperはSuicaほど優秀じゃないので、コンビニとかで飲み物を買うのに使えないです。
なので使う分をチャージしておくのをおすすめします。
これまで公共交通機関に乗るためにClipperを説明しました。
念の為記載しておくと、現金でも乗車できます。💸
でも日本のバスと違ってお釣りは出ないし、よく壊れているのであまり信用せずClipperで乗車してください笑
少し前のブログを参照していただくとわかるのですが、アメリカの自動販売機と同じく信用しないでということです笑
知っておきたいSFの公共交通機関について
乗車のあれこれを記載する前にサンフランシスコのバスや電車の基本について解説します!
これを知っておくと、行きたいところにスムーズに行けるようになりますよ!
サンフランシスコ市内の公共交通機関は大きく分けてMuniとBartというものに分かれます。
Muniについて

バス、路面電車、地下鉄はMuniが運営しています。
基本的に「バスに乗ればどこにでも行ける」と考えてもらって大丈夫です。
それくらいどこにでも走っています笑

路面電車は観光用のアトラクションのようなイメージで、

地下鉄は効率的な移動手段

このように組み合わせて観光を楽しむ感じですね。
Muniのメリット
Muniを使う大きなメリットは「1回の乗車で2時間乗り放題」という点!!!!
A single ride fare on Muni is good for 120 minutes of travel, whether it be on a single route or a trip with multiple transfers across buses and light rail. You can save $0.25 per trip by paying with a Clipper® Card.
引用: SFMTA
2時間の間であれば乗り換え放題!!
文字通り「サンフランシスコ中ならどこでもいける!」
Clipperを使えば1回2.85ドルです(2025年9月現在)
Muniのでデメリット
デメリットは「よく遅延する」こと

特にバスと路面電車は時間通りに来ないと思ったほうがいいです笑
アメリカは車社会なので街で渋滞が多発します。
それにバスも路面電車も巻き込まれてよく遅延してます笑
なので、時間に余裕を持った計画を立てることをおすすめします🥴
BART
Bartはここでは急行列車といったような感じです(実際BartはBay Area Rapid Transitで「ベイエリア急行運行」という意味になるので、まさに名前を体現しています笑)
BARTを使うことでサンフランシスコ国際空港(SFO)から市内まで40分くらいで行けます。
なので、観光客の多くが「初めて利用する電車」になるんじゃないかなと思っています。
BARTのメリット
遅延が少ない
これに尽きますね笑
それに加えて10分置きには同じルートの電車が来てくれるので乗り過ごしても安心です。
BARTのデメリット
値段が高い
Muniが2.85ドルでどこでもいけたのに比べて、BARTは1回の乗車で最低2.40ドルかかります。
Muniより安いのでは? と感じますが、これは1回ごとに値段がかかるので何回も乗ればそれだけ値段が掛かってしまいます。
SFOからサンフランシスコ市内までは11ドルくらいかかります。

もちろんUberなどに比べたら安いですがMuniの格安さに比べるとちょっと見劣りしてしまいますね。
ルートが限られている

上記の画像のようにBARTはサンフランシスコ市内であれば全て同じ場所を通過します。
これは、どの電車に乗っても同じ場所にいくが、行ける場所は決まっているということになります。
MuniとBARTはお互いがお互いのデメリットをカバーしている印象ですね笑
一長一短なので急いでいるときや、行く場所が少し遠い場合はBARTを使って、時間に余裕があるときや、少し寄り道をしたいときにMuniを使うといいですね。
ちなみにもう1つCaltrainという急行電車があります。

これも一部の駅はサンフランシスコ市内を通っていますが、スタンフォードやシリコンバレー側の南に向かう電車になります。
なので今回は取り上げません。(僕が乗ったことないだけなんですが… 乗ったら別でブログにします笑)
いざ乗車!
前提知識もつけたところで最後に乗車の方法をお伝えします!
僕も初めての時はドキドキしたので、このブログで緊張を和らげられたら嬉しいです😊
Muni バスの場合
観光で一番多く使用することになるのがおそらくこのMuniのバスです。
このようにバス停があるところもあります

このように黄色の目印でバスが停まることを知らせるバス停もあります。(コスト削減がアメリカらしい笑)

乗る前の注意点を挙げるとすれば、
順番はないようなもの
と覚えておいてください笑
空いているスペースに適当に待っていればいいです…
バスが来たら乗車になります。
基本に前と真ん中に扉がありますので、どちらからでも乗れます

どちらから乗っても運賃を払う機械はあります。
ここにスマホをかざしてください。

⚠️ゆっくり、通信完了の音が鳴るまでかざしてください!!⚠️
日本の改札の感覚でかざすと絶対にエラーになります笑
こっちの機械はそんなにレスポンスが早くないのです笑
よく知らないのですが、これってもしかしてNFCとFelicaの違いですかね?
これで乗車完了です!!
あとは目的地に行くだけです!
降りる時は、窓の近くにある黄色い紐か、ボタンで降車したいことを知らせてください。


Muni 電車の場合
Muniの電車もよく使うと思います。電車と言っても、路面で乗る場合と地下鉄で乗る場合で要領が少し違うので別々で解説します!
と言っても路面の場合はバスと同じ要領で乗ってください笑
地下鉄の場合はスマホをかざすのはゲートです。
電車に乗ってからではありません❌️

同様に反応が遅いのでゲートが開くまでかざしてください笑
電車がいつ来るかは電光掲示板に記載されていますが、若干わかりにくいです笑

サンフランシスコの公共交通機関は色と記号でどこに行くかがわかるようになっています。

なので行きたい場所を確認して、どの色の電車に乗ればいいかを決めてください。
目的の電車が来たら日本の電車と同じように乗ってください。
スキャナーがありますが、これは路面から乗車する人用なので地下鉄から乗る場合はかざす必要はないです。
目的地まで着いたら乗車して改札を抜けます。
この改札、降りる場合は自動で開きます⚠️
改札の前に立つだけで大丈夫です👍

BARTの場合
BARTを使用する場合も要領はほぼ同じですが、1点だけMuniと違う点があるので解説します。
と言っても降車するまでは全く同じ要領で利用できます。
違うのは最後ゲートを抜けるとき
Muniと違いBARTはゲートを抜けるときもスマホをかざします⚠️
前項で解説したようにBARTは距離で値段が引かれるので、降りるときにはじめてお金が引かれます
日本と同じですね。
今回はサンフランシスコの公共交通機関の使い方を解説しました!!
初めては絶対に緊張すると思います。僕もそうでした。
だからこそ、このブログが誰かの役に立てたら嬉しいです☺️
思ったより安全で、どこでも行けるので出費を抑えたい場合や単純に町並みを楽しむために使ってみてください!
気になることがあればいつでも受け付けていますので、お問い合わせからご連絡ください😊
それでは良い旅を〜 ✈️🚊
