Hi there!
僕達はレストランで食事するのが大好きなので、週一のデートと題してほぼ週に一回Daddyと外食に出かけます。 (高いですが…笑)
アメリカのレストランに行くと、まずメニューの量に圧倒されます

メニューも日本のレストランと違って、料理の画像がないです! これが結構大変で、めっちゃ集中して読むか、いっそ店員さんにおすすめを聞くのが安定です。
メニューを見ているとこんな表記が

GF、これの意味、知っていますか?
今日はちょっと面白い、アメリカの当たり前を解説します!
意味は?
結論から先にお伝えします!
GF = Gluten Free (グルテンフリー) という意味です!!
グルテンフリーとは、グルテンを一定レベルで含まないという意味で、一般にはグルテンを含む食品を摂取しない食生活のことをいいます。
グルテン(gluten)とは、小麦や大麦・ライ麦などに含まれるたんぱく質の一種で、小麦の場合、グルテニンとグリアジンという2種類のたんぱく質が絡み合ってできたものです。小麦粉は水を加えてこねることで、2種類のたんぱく質が結びついて粘弾性のある網目構造を作るため、この性質を利用して、パンやケーキ、ピザやパスタ、お菓子などが作られています。
引用: Be-fun Labo
なので、簡単に言えば小麦などの穀物に含まれるグルテンを使用していない食べ物ということです。
なぜ必要なのか
1.健康上の理由
セリアック病(Celiac Disease)の人にとって、この取り組みは必要だと考えることができます。
セリアック病とは、遺伝性の自己免疫疾患で「グルテン」に異常反応を示し、自己免疫系が小腸の組織を攻撃することで炎症が起き、小腸の細胞が破壊されてしまう病気です。その結果、栄養素の吸収が低下したり、腹痛や下痢、倦怠感など、さまざまな症状がでます。
引用: Be-fun Labo
つまり、アレルギーのように、セリアック病の人が誤ってグルテンを摂取しないよう、メニューで明確に表示することが求められるケースが考えられますね。
2. 健康志向の高まり
しかし、セリアック病は欧米での有病率は1%程度と言われています。参照: ドリンク ジャパン
なので他の理由としては、「健康意識の高い人」のために表記していると考えられます。
アメリカでは「グルテン=不健康なもの」というイメージを持つ人も増えており、ダイエットや体調管理の一環としてグルテンフリーを選ぶ人も多いのかもしれませんね。
3. 一番大切な考え方
いろいろな理由をまとめましたが、一番大切な考え方としては「多様性を尊重する」ということだと思います。
アメリカには多くの意見や悩みを抱えている人がいます。このような課題を解決するためにGFのような表記をしているんでしょうね。
その他の頻出表現
ちなみにグルテンフリー以外にもアメリカのレストランには様々な表記があります。

この短縮形はレストランによって表記揺れがあります。
ちょっと検索してみると…

こんなにいっぱい種類が…
よく見るものだけ紹介します。
VG = Vegan (ヴィーガン) 動物由来のものを一切食べない人(肉・魚・卵・乳製品もNG)
V = Vegetarian (ベジタリアン) 肉や魚を食べない人(卵や乳製品はOKな場合が多い)
このあたりは必ずと行っていいほど見ます
他のものは見つけたらラッキー🍀 程度に思っていいと思います笑

その他知っておくべきこと
ちなみに、アメリカのレストランは基本的に尋常じゃない量がくるので、注意してください笑

日本人のみなさんは残すのが嫌でお腹いっぱいでも、全部食べきりたいと思います。
ご安心ください。そんな時は”Can I get a box?”と言ってみてください。すると

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レストラン一つとっても海外での生活は新しい発見でいっぱいです!
レストランで紹介したいことはまだたくさんあるので、次回の投稿もお楽しみに!